スポンサーリンク

自分をコントロールする

REAL

 グランツーリスモSPORTの公式戦などを走っていると、とても緊張するようなマッチングや場面に出くわすことがあります。また、その日の体調や練習での仕上がり具合、コースやマシンとの相性などにより、緊張度も変わっていきます。

 学生時代に専攻していたスポーツ心理学で学んだ緊張とパフォーマンスの関係性や、スキージャンプ現役時に行っていた目標設定や自己分析、ルーティンによる自分のコントールなど、いまいちど思い出そうと思いまとめてみることにしました。

目次

スポンサーリンク

緊張とパフォーマンスの関係性

 スポーツ心理学の中で「緊張」と「パフォーマンス」には密接な関係があるとされています【逆U字理論】下図のように最高のパフォーマンスを発揮するためには適度な緊張が必要で、スポーツ観戦などでよく聞く「ゾーンに入った」状態はこの緊張のバランスが最適に保たれ、最高のパフォーマンスを発揮できる状態のことを言います。

 一般的には緊張度が低いと「やる気が出ない」「集中できない」逆に緊張度が高いと「体がこわばる」「震える」のような状態になり、いずれも高いパフォーマンスは発揮できません。最高のパフォーマンスを発揮できる状態のときは「ワクワクする」「一心不乱になる」「なんだかいけそうなきがする」のように、自信や高揚感に溢れている事が多いです。

 このように、緊張するということはパフォーマンスを発揮する上で必要不可欠なものであり、決して悪いことではありません。

自己分析する

 緊張とパフォーマンスの関係性を理解したあとは、自分のゾーンはどこにあるのか?どんな状態なのか?を探っていきます。先程の図はあくまで平均的な曲線であり、パフォーマンス曲線の形や最大地点は人により異なるからです。

 まず過去成績の良かった試合のことを思い出し、その時どんな状況だったかどんな気持ちだったか何をしたか等を書き出します。些細なことでも構わないのでなるべく多く書き出すことが重要です。そして悪かったときのことも同様に書き出していきます。この作業をする理由は2点あり

  • 書き出す(アウトプット)することでより理解(インプット)が深まる
  • 良いときと悪いときの状態を明確にすることで、自分の状態を把握しやすくする

 頭の中で理解しているつもりでも意外と要点が絞れていなかったり色んな情報と混合していることがあります。書き出す(アウトプット)することで、余計な情報が削ぎ落とされ必要な情報が明確になります(インプット)そして自分の良いときと悪いときの状態が明確になることで「現在の自分の状態」を把握しやすくなります。

 このように、自分を知る【自己分析する】ということは、なにか良い結果を求める上でスポーツに限らず仕事や私生活の中でも役に立つことだと思います。

ルーティンについて

 ルーティンと聞くと有名なのは元メジャーリーガー イチロー選手のバッターボックスでの所作や、元ラグビー日本代表 五郎丸選手の両手を前に組む五郎丸ポーズなどがあります。ルーティンとは「決まった動作」や「日課」という意味で、これを取り入れることによって様々な効果があります。

集中力が高まる

 例えば試合の前などに決まった動作を決まったタイミングで行うことで、毎回同じような精神状態が作りやすくなります。

不調や異常を感知しやすくなる

 毎回同じ動作を同じタイミングで行うことで、なにか不調や異常があったとき感知しやすくなります。不調や異常はより速く感知することで余裕を持って対処することができます。

努力を習慣化できる

 「ストレッチマットに座ったら腹筋をする」など、日常生活にルーティンを取り入れることによって努力を習慣化しやすくなります。

 このようにルーティンを作ることによって自分の状態を把握したり、良い習慣を身に着けやすくなります。また【自己分析】で判明した良いときの状態に結びつけたルーティンを作ることで、ゾーンに向けて自分をコントロールしやすくなるため、ルーティンを考える際は自己分析と併せて考えることが望ましいと思います。

目標設定をする

 スポーツなどでなにか目標を立てるときは「○○の大会で優勝する」のような立て方が多いと思いますが、そこから更に掘り下げて考えることで、より強く意識でき、問題点ややるべきことが明確になっていきます。

 これは私がスキージャンプ選手時代(大学4年時)の年度初めに作成した目標設定用紙です。最終的な目標を設定、そのために今年達成するべき目標、そのために今年1年間継続するべきことを書きます。さらに現在の自分の問題点を洗い出し、それに対する解決策を明確にすることで、「○○を達成するためには何をやるべきなのか」が自分の中に強くインプットされます。

 さらにこのような目標設定は一度出して終わりにするのでなく、定期的に見直しすることでより研ぎ澄まされ、最終目標までの道のり、今の自分の立ち位置などがハッキリしていきます。最終的に目標が達成されたかも大事ですが、このように目標達成までのプロセスを作成するということが非常に重要だと思います。

まとめ

 【目標を設定】【自己分析】【習慣(ルーティン)を作る】ことでより良い結果やパフォーマンス(ゾーン)にむけてある程度自分をコントロールしていくことができるようになります。また、緊張はパフォーマンスを発揮する上で必要不可欠ということを頭に入れておくことで、緊張すら楽しむことができるのではないでしょうか。

 なにか達成したいことがある人、行き詰まっていることがある人はぜひ一度この一連の流れを行なってみてはいかがでしょうか。

 

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました