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GTSプレイヤーが実車レースデビューしたお話

PMCS

2021年3月28日。茂原ツインサーキットで行われた軽耐久で実車レースデビューしました。初めて4輪でサーキットを走ったのが昨年10月。シミュレーターで散々レースはやっているものの、実車の経験はほぼ皆無。それでも「せっかく頂けたチャンスなら」と思い切って参戦しましたが、非常に良い経験になりました。

目次

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ホンダ ビートでエントリー

今年よりPMCSに所属させていただいています。そこでお声がけを頂き今回実車でのレースへ参戦することとなりました。搭乗マシンはホンダ ビート。1991-1996年にかけて生産されたホンダのオープン2シーター。軽自動車だけど立派なMRです。

最初お声がけを頂いたときは「去年初めてサーキットを走った自分には早すぎる」と思っていましたが、それはビビってる自分のただの言い訳で、せっかく頂けたチャンスならチャレンジしてみては?と思い参加させていただこうと決意しました。

レーシングギア一式購入

参戦を決めたのは良いものの、私は自分のレーシングシアを持っていませんでした。知人から譲り受けたバイクのヘルメットとシム用に購入したカートグローブのみ。今回参戦する軽耐久はレギュレーション的にフルフェイス、長袖長ズボン、手袋、運動靴だけで良かったものの、今後もしステップアップの機会がきても良いよう、レーシングギアを購入することにしました。色々調べた結果、OMPを専門に扱っているlimitさんで購入することにしました。

お店へ行き諸々説明。親切な店員さんが見立ててくれ、ヘルメット、スーツ、グローブ、シューズを購入しました。すべてFIA公認の物です。また、いつもお世話になっているLAILEさんにロゴを貼らせてもらえないかお願いをした所快諾して頂けたので、スーツとバイザーにそれぞれ貼らせていただきました。さらにPMCSのワッペンも貼り付け一気にそれっぽくなりました。

今回購入したレーシングギアの詳細はこちら

ヘルメット:SC785E GP8 EVO FULL FACE HELMET with Hans® clips 52,800円

スーツ:IA01854E076 FIRST EVO SUIT MY2020 Black/white 63,800円

グローブ:IB/767/N FIRST EVO GLOVES MY2020 Black 13,200円

シューズ:IC/824073 FIRST SHOES MY2020 Black/red  セールで20,000円くらい※リンクは2021年モデル

セール品などもあったおかげでなんとか予算15万円以内に収まりました。何よりヘルメットがハンスクリップ付きで52,800円というのがとてもありがたい。妻に頭を下げ、貯金を切り崩して頂いたので今後しっかり家族サービスします。

レース前日車中泊

3月28日のレースに出走が決まりましたが。残念ながらその週初めから仕事が山積み。月曜から土曜までフル稼働し土曜の帰宅は19時過ぎ。寝坊対策とアクアライン混雑回避のためすぐ準備し移動先で車中泊を決行。VABの後部座席を倒し段差を埋め寝袋を敷く。身長179cmと割と大柄な私ですが少し斜めになると足を伸ばして寝ることができたため、やはりVABは広いなと実感しました。

午前中は練習走行

午前7時にゲートオープンし会場入り。その後チームメイトと合流しドラミやら走行準備やらでバタバタ。

午前中は10分×数本の練習走行。この10分でコースとクルマに慣れなくては。天気予報では午前はぎりぎり雨は振らない予報でしたが若干ぱらつき出す。一度公道で試し乗りはしたものの、サーキットで走るのは初めて。与えられた時間は10分間かつ他の車もいる混走。とにかく車に慣れることしか考えられず、クリーンエアを取ってアタックかける余裕なんてこれっぽっちもなかったw

あとちょうどこの日F1開幕戦で角田選手のデビュー戦、かつマシンがホンダビートということでアルファタウリのステッカーをペタリ。同じ日にデビューということで勝手にテンションを上げていました。

午後より2.5時間の耐久レースがスタート

午前中練習走行。チームメイトのベストタイムにより全13台中5番手。クラス3位でレーススタートしました。初めてリアルで見るスタンディングスタートは軽自動車と侮るなかれ、とても迫力があり、みていてワクワクしました。ちなみに私は3番目に搭乗予定。

ウェットコンディションのためオープニングラップからスピンする車が多数。そんななか我々チームは順調に周回を重ねます。

2.5時間を5人で走るため一人あたりおよそ30分のスティント。大きなトラブルに見舞われることもなく2番手へドライバーチェンジ。するとここから雨脚が強くなりだします。「次は自分の出番」練習走行はドライで6周ほどしか走れていない。けどもう行くしか無い。久しぶりに緊張で口の中パサパサになっていました。

アウトラップ後1周目でフロントロック、芝刈りへ、、、

2番手のドライバーも順調に周回を重ねついに自分の出番。この時雨はあがっていたものの路面は完全ウェット。

とりあえずは安全に行こうと走行を開始するも後ろからはクラス違いの速い車が。アウトラップ後の1周目4コーナーでチラッとミラーに目を奪われブレーキタイミングが遅れる。あっと思い強くブレーキを踏みフロントがロック※ABSが付いていない為 

咄嗟に逆方向へステアリングを切りS字を直進し芝刈り。なんとか姿勢を崩すことなくコースに復帰するものの多分この時顔面蒼白でした。幸いどこもぶつけず挙動も問題ない。肝を冷やしましたがここから少し冷静になれたかもしれません。

慣れてきた頃にFCY

芝刈り後は落ち着き順調に周回を重ねるも、10分ほど走行後最終コーナーでスポンジバリアに刺さっている車両が。と思ったら前を走行している車両がスローダウンし、FCYが掲示されていることに気づきました。危なく追い越しをしペナルティを貰うところでした。危ない危ない。たまたま撮ってもらっていた映像にクラッシュの瞬間が映っていましたが、軽とはいえスピードが乗っている最終コーナー。中々の衝撃です。

FCYは40km制限の追い越し禁止。この時間でだいぶ冷静になることができたのか、FCY明けから調子が良くなります。抜きつ抜かれつを繰り返しながらあっという間の30分。終わってみるともっと走りたい!と思っている自分がいました。

デビューレースはクラス3位!

なんとか自分のスティントを終えチームメイトに託したあとは応援&サポートに徹します。1周1分程の短いサーキットでクラス違いもいるため何度もオーバーテイクが起き、自分たちが現在何位を走行しているかは分かりませんが、ただ目の前の車両を抜くだけで興奮したり、みんなでドライバーにサインを送ったりと、「仲間で走っている」感じがとても楽しかった。

無事無事故で完走できただけでも嬉しかったのに、リザルトが出てみたらなんとクラス3位。デビューレースを最高の結果で終えることができたのはチームメイトの力走や、乗りやすい車両に仕上げてくれた車両オーナーさんのおかげだと思います。本当に有り難かったです。

初めての実車レースを終えて

今回いろんな縁があり実車でのレースデビューをすることができました。シムでは感じられないGや恐怖感。本当に良い経験ができました。GTSPORTから始まったモータースポーツ活動。周りの多くの方々に支えられここまでたどり着くことができたと思います。「リアルもバーチャルもクルマは楽しい」これからもいろんな角度からクルマを楽しみ、よりモータースポーツがポピュラーなものになっていけるよう発信し続け、チャレンジし続けていこうと思います。そしていつかS耐を走りたい!新しい夢ができたので今後も頑張ります。

※最後に今回の私の走行をまとめた動画を↓↓↓

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